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2011-01-05

【MR・大手前通信】 新年のご挨拶を申し上げます [vol.10]

【MR・大手前通信】 新年のご挨拶を申し上げます [vol.10]  
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〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜_…_〜 2011.01.05

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-CONTENTS-
 
 ◇【迎春】新年のご挨拶を申し上げます
 ◇【税務】平成23年度税制改正大綱(案)が公表されました
 ◇ 編集後記

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【迎春】新年のご挨拶を申し上げます
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皆様におかれましては、健やかに2011年の新しい年をお迎えのこととお慶び
申し上げます。
�マネージメントリファイン、税理士法人大手前綜合事務所代表を務めてお
ります、榎 卓生です。

昨年4月から配信スタートした、メルマガ【MR・大手前通信】は、皆様方のご
支援を賜り、お陰さまで現在、発行部数1000通を超えました。
この場を借りて、深く御礼申し上げます。

新年を迎えるに当たり昨年を振り返ってみますと、2010年は、「今年の漢字」
に代表されるように「暑」(熱)の一年でした。

30年に一度とされる記録的な猛暑は、野菜価格の高騰を引き起こし、冬まで
影響が及びました。本当に『ツライ暑さ』でしたね。
その一方で、暑い南アフリカで健闘し、見事、ベスト16まで駒を進めた「ワー
ルドカップ」、「ホットな」奇跡的生還劇「チリ・コピアポ鉱山落盤事故」、一万度
の突入温度にも負けず帰還した「はやぶさ」など、明るい未来を予感させるよ
うな『熱いニュース』も多い年であったかと思います。

残念ながら、政治・経済は、民主党の迷走が続いています。
経済は依然として低調で、失業対策のための雇用調整助成金や選挙公約の
子供手当など、ばらまき政策が目立ちました。
最近は、閣僚の失言、政治とカネの問題等々、内向きのことばかりが話題と
なっています。

そんな政局を横目に、財政はというと、まさに待ったなしの状態です。
昨年の国と地方を合わせた長期債務残高(いわば国民の借入金)は、約850
兆円を超えており、対GDP比で約180%にも達します。

外交も、これまでの先送りのツケが回ってきたかのように、尖閣諸島問題、北
朝鮮問題、沖縄基地問題、北方領土問題など、国家主権とは何かを考えさせ
られる重要な課題が、一気に噴き出した感があります。

日本よ?将来大丈夫か!との思いが強くなるばかりです。

こんな状況下、日本の企業の9割以上を占める「中小企業」に求められている
のは、「慎重かつ大胆な舵取り」ではないでしょうか。

中小企業の基本戦略は大きく3つ考えられます。

�「基礎体力の保持・増強」
この経済環境下、資金流出の抑制と費用削減、雇用調整など、生き残りのた
めにこれまで以上に厳しい対応が目立っています。

�「選択と集中」
これまでM&A(合併買収)には消極的であった企業でも、生き残りをかけて
周辺事業への進出、不採算事業の売却と、積極的なM&Aが水面下で進ん
でいます。

�「再生」
これまで培ってきた技術や生産ノウハウ、雇用の維持や営業ルートを生かす
ため、足かせとなっている負の部分を銀行等の協力のもとリスケもしくは切捨
て、身軽になって再スタートを切るというものです。
経営者自身にも相当の痛みを伴う荒療治です。

いずれの戦略においても、自己への厳しい目線と、客観的判断が必要であり、
その決断の先にも長い航路が待っています。しかし、自ら舵を切り、ひたすら
航路を進む者だけが、まだ見ぬ大陸にたどり着けるのではないでしょうか。

昨年のワールドカップで、岡田監督が「このチームで、また一緒に仕事がした
い 」と感慨深く話していたのが思いだされます。
人々の感動を呼んだのは、岡田監督の孤独な決断と、監督・スタッフ・選手の
連帯であり、「岡田ジャパン」の底に流れる、「個人を捨てて、チームのために
頑張る」という想いこそが、大きな成果につながったのだと信じてやみません。

当社内においても「大いに学び、大いに働き、大いに遊ぶ」を合言葉に、生き
生きとした職場環境を相互の努力により創り上げています。
お客様の思いに共鳴、共感、そして共創できる感性を大切にし、メンバー一
人一人が人間性の向上を意識し日々問題解決に取り組んでおります。

みなさまのチームの一員として、「このチームで、また一緒に仕事がしたい」と
言って いただけるよう、『マネージメント』をともに『リファイン』(より良く)してゆ
く。 それが私たちの中小企業の皆様に問いかける付加価値です。

今年も、皆様への情報発信をさらに行ってまいります。
変わらぬご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

最後になりましたが、皆様方のご健勝とご多幸をお祈りいたします。

2011年新春 (二重にいい年になることを祈念して)
榎卓生(S38年 卯年生)

 
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【税務】平成23年度税制改正大綱(案)が公表されました
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去る平成22年12月16日、平成23年度税制改正大綱(案)が公表されました。

今回の税制大綱は、経済活性化・格差是正などの実現を目指した基本的・抜
本的な税制改革案であり、所得税、資産税、法人税はもちろんの事、他の税
制や納税環境の整備にまで及ぶ広範囲、かつ重要な改正を多々含む内容と
なっています。

(1)主な改正内容は次の通りです。

[納税者環境整備]

 1.税務調査における事前通知等手続きについての規定明確化
 2.更正の請求(申告納税額が過大であった場合に、その還付を請求する手続
  きです。)の期間を現行1年間から5年間に延長

[所得税]
 1.給与所得者のうち、年収1500万円を超える場合の給与所得控除額の上限設定
 2.役員等の給与所得控除の縮小
 3.成年扶養親族(23歳以上)について、原則として扶養控除廃止

[資産税]
 1.相続税基礎控除の縮小
 2.相続税率の改正(高額相続者の税率引き上げ)
 3.贈与税率(相続時精算課税制度を除く)の一部引き下げ(特に高額贈与分)
 4.相続時精算課税制度の孫への適用拡大

[法人税]
 1.法人税率の引き下げ
 2.欠損金の繰越控除制度における控除一部制限(原則、中小法人等は
  従来通りで変更なし)
 3.欠損金の繰越控除期間を9年間に延長
 4.貸倒引当金の損金算入規定の廃止(原則、中小法人等は従来通りで変更
  なし、これ以外の法人については経過措置で順次縮小)
 5.雇用促進税制の創設
 6.環境関連投資促進税制の創設
 7.試験研究費の特別控除の廃止
 
[消費税]
 1.消費税の免税事業者要件の見直し(6ヶ月経過時点で課税売上高が1千
  万円を超えた場合には、翌期首から納税義務免除の適用なし)
 2.課税売上割合95%以上の場合の課税仕入等の税額の全額仕入税額控除
  制度の適用を、その課税期間の課税売上高が5億円以下の事業者に限る

下記の財務省のHPに平成23年度税制改正大綱やその概要が掲載されています。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/syuzei04.htm

(2)法案の成立
上記の通り、今回の税制改正は近年にない大規模改正案となっているので
すが、見逃せないもう一つの大きな問題が、現在の「ねじれ国会」です。
過去、平成19年〜平成20年の福田内閣時代にもねじれ現象が生じておりま
したが、当時も税制改正案の成立が遅れ、一部税制について1ヶ月の空白が
生じました。
ただし当時と今回とで大きく違うのが、現在の与党が衆議院で3分の2を有して
いないという事実です。
昨今の情勢では、野党の協力を簡単に得れるとは思えません。
法案成立の為には、かなりの根回しや駆け引きなどの国会対応が必要になる
のではないでしょうか。
 
このように税制大綱の公表はされましたが、今回の改正については法案成立
まで引き続き目が離せない状態となっています。

税制改正の内容等についてご不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。
 
 
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編集後記
明けましておめでとうございます!
早いもので、2011年がもうスタート致しました。今年はかわいいうさぎ年となりましたが、
干支について調べてみると「辛卯(かのと・う)」にあたるそうです。
「辛」は「草木が枯れて新しい世代が生まれようとする状態」を、「卯」は「芽や葉が茂る」
を表しますので、「辛卯」は、「開拓の年」、「新陳代謝の年」をあらわしているとのことです。

ビジネスでいえば新規事業開拓やリストラクチャリング等、人でいえば物事へのチャレンジや
自分を見つめ直す等といったことに良い年ではないか、と勝手に解釈している次第です。

良い辛卯となるように、今年も頑張りたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。(植本)
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「頑張る会社の味方です!」
株式会社マネージメントリファイン  税理士法人大手前綜合事務所   
 代表取締役・代表社員 榎 卓生
(発行担当:杉森、植本、森山)

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